福岡県の小川知事は、新型コロナウイルスの感染者が大幅に減少していることを受けて、
8月に出した県独自の「コロナ警報」を8日に解除する方針であることがわかりました。
関係者によりますと、小川知事は、8日夕方に対策本部会議を開いて
「福岡コロナ警報」の解除を決め、記者会見で発表する見通しです。
「コロナ警報」は、「1日当たりの感染者が3日連続8人以上で増加傾向が続く」
「病床稼働率が50%以上」など4つの指標をもとに、8月5日に出されていました。
また、県が新型コロナウイルス対策として、
新たに総額およそ644億円の第3次補正予算案をまとめたことがわかりました。
医療提供体制の強化として19の病院を「重点医療機関」に指定し、
300床程度の病床を確保するなどします。開会中の定例県議会に、追加提案する方針です。