今週のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットル当たり136.3円で前の週より3.3円値下がりしました。新型コロナウイルスの感染拡大による原油の需要低下への懸念などから10週連続の値下がりです。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、先月30日時点のレギュラーガソリンの小売価格は前の週より1リットル当たり3.3円下がって136.3円となりました。
この価格は2017年10月の調査以来2年5か月ぶりの低い水準で、10週連続の値下がりとなりました。
これは、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に経済が減速し、原油の需要が落ち込むという見通しに加え、OPEC=石油輸出国機構とロシアなどの産油国が原油の減産で合意できず、今後、供給過剰が続くとの見方から原油価格が下落しているためです。
石油情報センターは「新型コロナウイルスの感染拡大は収束が見通せない状況で、来週のガソリン価格も引き続き下落するとみられる」と話しています。
最近ガソリンを入れるたびに安くなっているのを感じます。ただいついきなり元のような単価に上がるのかわからないので、今後の情報に注目したいところです。