レギュラーガソリンの小売価格は、原油価格の上昇を受けて0.7円値上がりし、全国平均で1リットル当たり156.3円となりました。
4週連続の値上がりで、2年7か月ぶりの水準となっています。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、28日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり156.3円で、先週と比べて0.7円値上がりしました。
値上がりは4週連続で、2018年11月以来、2年7か月ぶりの水準となっています。
これは、アメリカやヨーロッパで、新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、景気の持ち直しへの期待感から、国際的な原油価格が値上がりしていることが主な要因です。
今後の見通しについて石油情報センターは「原油価格の値上がりは続いていて、来週のガソリン価格も、こうした動きを反映するのではないか」としています。