久留米市は、22日、新たに市内で10人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
この10人はいずれも、21日に感染が確認された久留米市内のナイトクラブに勤務する、20代の外国籍の女性の濃厚接触者です。
久留米市では21日、市内のナイトクラブに勤務する20代の外国籍の女性が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
この女性は、4月12日に37度台の発熱やせきの症状が出た後も17日まで出勤を続けていたほか、同じ店の従業員8人と同居していたということで、久留米市が濃厚接触者を特定し、そのうちの12人の検査を22日に行った結果、10人の感染が確認されました。
久留米市で1日に10人の感染が確認されたのはこれまでで最多で、市は、市内で初めてクラスターと呼ばれる感染者の集団が発生したとみています。
福岡県は、ナイトクラブなどの遊興施設に対しても4月14日の午前零時から休業を要請していますが、この女性が勤務する店はそれ以降も営業を続けていました。
福岡県内で22日に感染が確認された人は21人、これまでの合計は563人になりました。
福岡県内では、新型コロナウイルスの感染者数が福岡市以外の市町村でも増加しています。
都心から離れた町に住んでいる方でも、感染対策は十分にしておきましょう。