前線や湿った空気の影響で九州は広い範囲で大気の状態が不安定になっていて九州では北部、南部ともにあす明け方にかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、本州付近にのびる前線と暖かく湿った空気の影響で九州の広い範囲で大気の状態が不安定になっていてこの時間、九州北部には局地的に発達した雨雲がかかっています。
午前７時までの１時間に長崎市で３１ミリの激しい雨が降ったほか、長崎県諌早市、熊本県山鹿市で１9.5ミリ、長崎県松浦市と佐賀県北山で１９ミリ、熊本県天草市本渡と熊本県山江村、熊本県五木村で１８ミリなどなっています。
九州では北部と南部ともにこのあとあす明け方にかけて局地的に雷をともなって非常に激しい雨が降るおそれがあります。
１時間に降る雨の量は、いずれも多いところで福岡県と熊本県、長崎県で６０ミリ、大分県と佐賀県、奄美地方を除く鹿児島県で５０ミリ、宮崎県で４０ミリと予想されています。
あす朝までの２４時間に降る雨の量は熊本県で２５０ミリ、奄美地方を除く鹿児島県で２００ミリ、福岡県、宮崎県で１８０ミリ、長崎県で１６０ミリ、大分県と佐賀県で１５０ミリと予想されています。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒するとともに、落雷や突風への注意を呼びかけています。
今日はとても雨が強く降っていますね。今後の最新情報に注意しましょう。
