活発な前線の影響で、九州北部は広い範囲で雨や曇りとなっていて福岡管区気象台は11日午前、「九州北部地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
対馬海峡近に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため福岡県は広い範囲で雨や曇りの天気となっています。
１１日、午前１０時４０分までの１時間には、大牟田市で３３ミリの激しい雨が降ったほか、北九州市小倉南区で１９ミリ、柳川市で１７.５ミリのやや強い雨が降りました。
九州北部は向こう１週間も雨や曇りの天気が多い見込みで、福岡管区気象台は１１日午前１１時、「九州北部地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
九州北部地方の梅雨入りは、去年より１５日早く、平年より６日遅くなっています。
前線の活動が活発になるため、福岡県では、１１日夕方にかけて多いところで局地的に雷を伴って１時間に５０ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象台は土砂災害や河川の増水に警戒するよう呼びかけています。
いよいよ九州も梅雨入りですね。近年はゲリラ豪雨による災害なども頻発していますので、天気予報や最新のニュースに目を向けるよう心がけましょう。
