先週、佐賀県内で新型コロナウイルスの感染拡大に便乗したニセ電話が相次ぎ、警察が注意を呼び掛けています。
警察によりますと今月10日、佐賀市内に住む40代の男性のもとに、警察官を名乗る女から「2万円を払えば優先的にコロナの治療が受けられる。証明書があれば2万円は戻ってくる」などという電話がありました。電話を受けた男性が名前などを尋ねるなどして不審な点に気づいたため、実際の被害はありませんでした。
この他にも、11日には、小城警察署管内で保健所の職員を騙る男女から「マスクを一人につき2枚配るので家族の人数を教えて下さい」「あした家にいますか?」などといった不審な電話が少なくとも8件確認されています。
警察は新型コロナウイルスの感染拡大に便乗した不審電話とみて注意を呼び掛けています。
最近この他にも、LINEや、その他SNSでの新型コロナウイルスに関する詐欺メールや、DMなどが多くなっているようです。
みなさんも正しい情報に注意して、詐欺被害にあわないようにしましょう。また、ご近くに高齢者の方がいらっしゃる場合は、ニセ電話詐欺の被害を未然に防げるよう予め対応を話し合っておいた方がよろしいと思います。