4月19日、東京・池袋で旧通産省工業技術院の元院長が運転する乗用車が暴走し、
松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が死亡した事件で、警視庁交通捜査課は
12日、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の容疑で車を運転していた旧通産省
工業技術院の飯塚幸三元院長(88)を書類送検した。
同課は認否を明らかにしていないが、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけた。
元院長は事故直後、「アクセルが戻らなかった」と説明。事情聴取でも「ブレーキ
を踏んだが利かなかった」などと車の不具合を主張したが、車に異常は見つからなかった。
元院長はその後の聴取で、アクセルとブレーキの踏み間違いの可能性にも言及していた。
同課は、元院長が縁石への接触などでパニックになり、誤ってアクセルを踏み続けたと
みている。
この事件が最初にニュースに流れてきたときは、あまりの事件の悲惨さに驚きました。
一瞬にして妻とまだ小さいかわいい娘を奪われた松永さんの気持ちを考えると、とても
苦しく耐えられない気持ちだと思います。
高齢者による事故が問題視されていますが、まだまだ危ない運転をしている高齢者の方を
みることがあります。生活環境や金銭面などさまざまな理由があると思いますが、人の命
に代わるものはないですからね。
身内だけでなく、できるかぎり周りにいる人が高齢者をサポートしていけるようなシステムが
これからは求められますね。