福岡市は、過去最大の1兆円を超える新年度予算案を発表しました。
新型コロナウイルスなどの影響で保育施設が休園となった場合、ベビーシッターを利用する費用の一部助成などを始めます。
これは高島市長が記者会見で発表しました。
それによりますと、福岡市の新年度予算案は一般会計の総額で過去最大の1兆545億円と、初めて1兆円を超えました。
予算案には、新型コロナウイルス対策費として全体の4分の1にあたる2500億円余りが計上されています。
具体的には、中小企業に対する融資のための資金のほか、新型コロナウイルスなどの影響で保育施設などが休園となった場合、代替保育としてベビーシッターを利用する費用を一部助成する予算などが盛り込まれています。
このほか、30歳になる女性が自己負担500円で卵巣検査を受けられるようにする予算なども計上されています。
一方で、厳しい経済状況の影響で、市税収入は大幅に減少する見込みです。
高島市長は「新型コロナで市民生活が大きな影響を受けた1年だった。予算案のテーマは『とりもどせ元気!』だ。民間が大変な状況にある時こそ行政が支出して下支えしていく」と述べました。
福岡市は、予算案を17日から始まる市議会に提出し、3月26日までの会期内に可決・成立を目指す方針です。
2021.02.17福岡市新年度予算案、初の1兆円超
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