福岡県内では14日、新たに32人の新型コロナウイルス感染者が確認され、感染者総数は405人となった。福岡市は、感染した80代女性2人が死亡したと発表した。感染による死者は県内で4人、九州では5人となった。
市によると、死亡した1人はクラスター(感染者集団)が発生した福岡記念病院(同市早良区)の入院患者で、もう1人は同市中央区の有料老人ホームの入所者。13日からともに重症化していた。
福岡市では17人の感染を確認した。クラスターが確認されている介護老人保健施設「楽陽園」(同市博多区)では職員と入所者の計5人の感染が判明し、感染者は計24人となった。福岡和白リハビリテーション学院(同市東区)の寮生3人の感染も判明した。
クラスターとみられる福岡徳洲会病院(春日市)では新たに70代男性患者2人が感染。遠賀郡の「やまがたクリニック」に勤める40代女性看護師の陽性も判明した。
福岡県内での感染者は増え続けています。
最近では、感染者の年齢層も若い人の割合が増えてきていますので、10代、20代の若い方もより一層感染予防に努めましょう。