緊急事態宣言の解除を受けて、福岡市の小中学校などでも２１日から、学年や学級ごとに登校日をずらす分散登校が始まり、部分的に学校活動が再開されました。
緊急事態宣言の解除を受けて、福岡県内では学年や学級ごとに登校日や登校時間をずらす分散登校が始まっていて、福岡市の小中学校などでも２１日から分散登校が始まりました。
このうち、福岡市東区の東箱崎小学校では、２年生と４年生の児童、あわせて１１０人余りがおよそ２か月半ぶりに登校しました。
マスク姿の子どもたちは、校門で出迎えた先生に元気よくあいさつをすると、玄関の前で手を消毒して、それぞれの教室に入りました。
そして、校内のテレビ放送を使って始業式が行われ、井上直美校長などが、感染防止のため石けんで手を洗ったり、休み時間に換気したりすることなど、今後の学校生活での注意点を説明しました。
２年生の教室では、担任の先生が、休校中に自宅で学習したプリントを回収し、今後は２つのグルーブに分かれて１日おきに登校することなどを説明していました。
東箱崎小学校の井上校長は、「学校が再開され、久しぶりに子どもたちの笑顔が見られて嬉しいです。子どもたちが安心して学校で学ぶ喜びを味わえるよう、家庭との連携を図りながら指導していきたい」と話していました。
