衆院予算委員会の与野党筆頭理事は22日、国会内で会談し、新型コロナウイルス感染拡大に対応する20年度補正予算案について、30日成立を前提とした審議日程に大筋合意した。与党の提案に対し、野党側は安倍晋三首相が出席する予算委集中審議を5月の連休明けに開くことを条件に折り合った。
与党側の提案では、27日に衆参両院本会議で質疑を行った後、28、29両日に衆院予算委で質疑し、採決。衆院本会議で可決後、29日午後と30日に参院予算委で質疑し、30日中に参院本会議で成立させる段取りだ。
立憲民主党の安住淳国対委員長は「中身はいろいろあるにしても協力はする」と語った。