政府は11日、国が保有するマスクのうち約250万枚を民間へ放出する方針を固めた。
同日午後開かれる参院予算委員会理事会に報告する。
新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクが一部で買い占められるなどして全国的に
不足しており、医療現場などへの影響が危ぶまれていた。
政府の6日時点の保有枚数は641万7500枚。これまでは、2日時点で743万1300枚を保有し
ていると説明していたが、その後に精査して減った。
現保有分のうち各府省が提供できる数を計算したところ、250万1千枚を民間へ出せる見込み
という。
新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクの買い占めが起きるなどして、店頭で品薄状態が
続いている。
政府は10日、国民生活安定緊急措置法の政令を改正し、マスクの転売を禁じることを閣議決定。
取得価格を超える価格で不特定多数に転売する行為を禁じ、違反した場合は1年以下の懲役か
100万円以下の罰金が科される。
最近はどこの店舗でも品薄によってマスクコーナーはガラっとしてますよね。
250万枚放出したところですぐに買いしめられてしまうような気がしますが、早く簡単に
手に入るようになってほしいですね。
不安から買いしめたい気持ちもわからなくもないですが、その影響で結果的には品薄に
なって自分自身にかえってきますから、買いしめをしている方は気をつけてほしいものです。