一律10万円の特別定額給付金のオンライン申請をめぐり、自治体では確認作業に追われ、申請の中止も相次いでいる。
東京・港区役所では、20日までにオンラインによる申請がおよそ1万2,000件あり、職員が1件ずつ手作業で、申請内容と住民基本台帳を照らし合わせて確認作業にあたっている。
港区 特別定額給付金担当課長・加藤豊さん「金融機関を間違って記入してしまっている場合などが多い。職員が1件1件作業するということで、負担は大きい」
振込先の口座情報の入力の誤りや、二重申請など不備が多いほか、確認は手作業のため、港区役所では、支給までに1カ月程度かかる見込みだという。
特別定額給付金のオンライン申請をめぐっては、東京・八王子市や大阪・東大阪市などでは来週から中止し、郵送のみとする自治体が全国で相次いでいる。
10万円の給付金については、「申請方法が難しい」や、「書き方が間違えやすい」などさまざまな問題があるようです。
みなさん申請書提出の際には、内容に誤りがないか十分に注意しましょう。