福岡県内は、広い範囲で晴れて気温が上がり、午前中から各地で厳しい暑さとなっています。
気象台は県内でことし初めての高温注意情報を出して、熱中症に注意するよう呼びかけています。
福岡管区気象台によりますと、福岡県内は、高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、午前中から各地で気温が上がっています。
午前11時の各地の気温は、久留米市で30.4度、朝倉市で29.8度、太宰府市で29.5度などとなっています。
このあとも気温がさらに上がる見込みで、気象台は県内にことし初めての高温注意情報を出しました。
日中の最高気温は久留米市で35度の猛暑日が予想されているほか、飯塚市で31度、福岡市と北九州市八幡西区で30度と予想されています。
気象台は、水分や塩分をこまめにとり、室内ではカーテンで日射を遮り、冷房を適切に使うなどして熱中症に注意するよう呼びかけています。
また、ことしは、外出自粛の影響で暑さへの慣れが進んでいないほか、マスクの着用で体の熱がこもりやすくなるなど例年以上に熱中症のリスクが高まっているとして、注意を呼びかけています。
気温が高い日のマスクの着用は、熱中症になりやすい危険性があります。
熱中症予防としても、不要不急の外出はさけるようにしましょう。