プロ野球・ソフトバンクは現役最多となる通算2171本のヒットを打っている20年目の内川聖一選手と来シーズンの契約を結ばないことを正式に発表しました。
プロ20年目、38歳の内川選手は現役最多となる通算2171本のヒットを打ち、これまで2回の首位打者をはじめ最多安打と最高出塁率のタイトルにも輝いています。
今シーズンは2軍で3割台の打率をマークしましたが、ここまで1軍への昇格が一度もありませんでした。
ソフトバンクの三笠杉彦ゼネラルマネージャーは2日会見し、シーズン後半に退団の意向を伝えてきた内川選手の意志を尊重し、来シーズンの契約を結ばないことを決めたと正式に発表しました。
三笠ゼネラルマネージャーは「長きにわたって支えてくれた選手にチャンスがなかったことについては申し訳ないという気持ちだ」と話しました。
内川選手は、ほかの球団に移籍して現役を続けることを希望しています。
また、球団によりますと、この先のレギュラーシーズンの残り試合とクライマックスシリーズなどポストシーズンの試合には出場しないということです。