新型コロナウイルスの感染が拡大している福岡県は19日、対策本部会議を開き、福岡市全域の飲食店やカラオケ店を対象に、営業時間を午後9時までに短縮するよう要請することを正式に決めた。期間は今月22日から5月19日まで。時短に応じた店舗には、売り上げ規模などに応じて1日当たり2万5千円~20万円を支給する。
感染が急増しやすい都市部の福岡市への対策を強化することで、これ以上の拡大を抑え込みたい考え。同県での飲食店への時短要請は、県全域で3月21日で終了して以来、1カ月ぶりとなる。
県全域を対象に不要不急の外出自粛も要請する。