大阪府は7日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、11日に期限を迎える「まん延防止等重点措置」について、政府に延長を要請する方針を決定した。吉村洋文知事は会議で「感染再拡大の兆候が明らかだ。リバウンドの危険性が非常に高い」と指摘。高齢者のワクチン接種がほぼ完了する7月末まで現行の対策を維持する必要があると強調した。
加藤勝信官房長官は7日の記者会見で、大阪府などの動きに関し「どう対応するかは各自治体とも状況を共有しつつ進めたい」と述べた。
対策会議では、直近2週間で新規陽性者数が増加傾向に転じていることや人の流れが増えている状況が報告された。